野党若手グループ、各党執行部に一本化提言 「新たな選択肢を」

提言を提出し、取材に応じる直諫の会のメンバー=4日午後、国会内

 立憲民主、国民民主両党などの若手議員でつくるグループ「直諫(ちょっかん)の会」は4日、立民や国民、社民などの統一会派の枠組みで党を一本化するよう求める提言書を各党の執行部に提出した。

 提言書では、「共に会派を構成するすべての議員が結集し、一つの政党として立ち上がり、新たな選択肢を示すことが政局の行方を決定付ける」と指摘。統一会派以外の野党も念頭に、あらゆる勢力との連携も求めた。立民の安住淳国対委員長、国民の平野博文幹事長、社民の吉川元幹事長らに手渡した。

 直諫の会の幹事長を務める立民の青柳陽一郎氏(衆院神奈川6区)は「各党に提言を提出できた意義は大きい。巨大与党に対抗できる大きな固まりを早期につくるべきだ」と話した。

 直諫の会は衆院当選4回以下の12人で結成し、県内では立民の篠原豪氏(比例南関東)、中谷一馬氏(同)も加わっている。

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