DeNA上茶谷、4300万円で初更改 「来年以降に繋がる1年」東京五輪も視野

契約更改を行ったDeNA・上茶谷大河【写真:編集部】

ルーキーイヤーに7勝6敗、ローテーションの一角担う

 DeNAの上茶谷大河投手は5日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、178%増の4300万円でサインした(金額は推定)。ドラフト1位で入団した今季は、25試合に登板し7勝6敗、防御率3.96と充実の年を送っていた。

 上茶谷は初の契約更改に「(球団には)先発として1年間回ったことを評価していただいたのですごく嬉しかったです。夏の勝てない時期だったりいろいろ経験させていただいて来年以降に繋がる1年だった」。

 来季は「長いイニングを投げるのはもちろんなんですが、自分の力を1試合で出しきって投げ切るのが大事かなと思う」と目標を挙げ、既に体作りを始めている。また1月には山崎康晃投手らと自主トレに臨むといい「オフの過ごし方やトレーニング方法を学びたい」と目を輝かせる。

 ルーキーながら活躍した1年だったが、同級生の活躍は気になるようで「甲斐野はジャパンでも投げていたのでオフに見ていた」といい「投げている姿見て、本当に負けられないというか。来年自分も同じ舞台にと思った」と東京五輪の舞台も視野に入れる。

 大きな目標も掲げた上茶谷は、「来季は今季の134イニングを超えること、2桁勝利をすること。今年の自分よりいい成績を残したい」と気を引き締めた。(臼井杏奈 / Anna Usui)

© 株式会社Creative2