逗子市内で6月に開催されたはしご酒を楽しむイベント「ずし呑(の)み」実行委員会がこのほど、市内で子どもの教育に携わる3団体に、チケット代の一部を寄付した。
イベントは地元の活性化などを目的に、2013年にスタート。「単なる飲食のイベントではなく、地域社会に役立ちたい」との思いから、昨年から寄付を念頭にチケット代を100円増額して販売している。今年は市内の飲食店など44店舗が参加し、チケット約1500枚を売り上げた。
寄付先は実行委が選考。「一歩一歩、事業が続いていくように」との願いを込め、贈呈式は今月の11日午前11時11分に実施し、子どもたちの学習支援などに取り組む「CoCoLoの会」、子ども主体の遊び場を運営する「まなび舎ボート」、私設科学館「理科ハウス」の3団体に手渡した。
山上良実行委員長(62)は「地域の子どもたちのために協力できたら」と語った。