マゼックス、2020年型へ進化・発展した農薬散布ドローン「飛助MG/DX」販売へ

株式会社マゼックスは、4枚プロペラと吐出切替ノズルによる均一な散布性能により、稲、麦、大豆だけでなく様々な作物にも安定した散布が実現可能な農薬散布ドローン「飛助MG/DX」2020年モデルの機能と性能はアップし、価格は据え置きで2019年12月より販売を開始する。業界初の国土交通省への申請や許可書の発行発行手続き、機体登録や報告作業までも全て代行する。

2018年2月(MGは同年7月発売)より発売を開始した「飛助MG/DX」は1年半で販売累計200台を超え、「日本の圃場で本当に役立つ機体」をコンセプトに、より進化・発展した「飛助MG/DX」2020年型モデルを来シーズンに向け今回の販売となった。

日本の圃場で使いやすい散布性能 国内生産で手厚いサポートなのに低価格 業界No.1コストパフォーマンス

「飛助MG/DX」は、以上の3つの特長を備えた機体となり他にも以下のようなアップデートがある。

散布構造の特許取得

「飛助MG/DX」最大の特長は、軽量な機体にもかかわらず無人ヘリに劣らない優れた散布性能を備えること。4枚プロペラと吐出ノズル前後切替装置を組み合わせた散布構造で特許を取得。30インチの大きな4枚プロペラが生み出す強いダウンウォッシュと、渦の影響を受けにくくする前後切替装置を組み合わせた飛助MG/DXの散布システムは、 安定した散布品質をご提供することが可能となる。

4枚プロペラと吐出ノズル前後切替装置の組み合わせによる効果がうまれる。4枚型と前後切替装置の組み合わせでドローンのデメリットを取り除き、全てのダウンウォッシュを利用し、今までになかった散布性能を確保。実際散布試験で、優れた数値を残している。

初心者でもかんたんに散布できる 直進アシストモード

GPSで経路がズレないように補正され、速度は15kmで固定、散布装置も自動制御し緑線だけを散布。

ホバリング時や横移動時は散布装置が自動停止します。 その上、 スイッチ1つで右・左に4m自動で横移動!

スイッチひとつで自動飛行モードに!薬剤も無駄にしない。

A地点、B地点の上空でスイッチを押すだけで自動散布飛行が可能。前後移動の時だけ散布装置がONになり、ホバリングと横移動は散布装置がOFFになるので薬剤を的確に散布できる。

タブレットやモニターを使用する必要がないので、熱や接続できない。などの不具合のリスクを抑えることができる。

旧モデルよりもマイルドでクイックな飛行

飛行調整を行い、飛助の特性でもあるマイルドな動きは残しつつ、ブレーキ性能を向上させクイックな動きに進化。圃場の端からはみ出さずに操作することが可能。

日本の農薬に適切な大容量バッテリー

飛助MGはバッテリー容量710Whを採用し、日本の圃場では飛助MGは1度に100aも散布可能となる。

※速度15km/h・高度2m・吐出量0.8L/min

飛助の優れた頭脳(制御装置)

制御装置は、液体が揺れても瞬時の判断で安定飛行を継続する。2つの気圧計とコンパスを装備し、センサーに不具合が生じてもフライトを維持し安全性・信頼性を高めている。 操作性も大幅に向上しゆったりとした動作のため、初心者でも落ち着いて操作することができる。自動制御により高度・位置・スピードは一定に保たれる。

広くて薬剤を注ぎやすい液状タンク形状に変更

従来は左右2カ所から薬剤を投入することが可能だったが、1カ所にし投入口を大きく変更。

調合した薬剤が注ぎやすくなり、作業効率を大幅に向上。また投入口にストレーナーを設置したことで、 液剤タンクへのホコリ等の異物混入を防ぐことができまる。

排気弁の変更

従来はポンプ上部に配置していた弁を、新型ではタンク投入口付近に固定することで、排気弁の操作忘れを防止。

機体カバーの変更

形状の変更と、剛性を向上させるために内部の補強線を2倍以上増加。フレームとカバーの固定方法を見直すことで、機体全体の強度も向上。 飛行中に発生する振動を低減しフライトコントローラーへの影響を抑制することで、安定した飛行につなげることができる。

待望のポンプスイッチボタン増設

散布後タンク内を掃除する際に新型では機体裏面にあるボタンを押すとポンプが作動し、送信機で操作しなくてもノズルから吐出することが可能になり、濡れた手で送信機を触る必要がなくなり清掃が容易に。

収納時も簡単コンパクト

プロペラはワンタッチで取り外しが可能で、組み立て、機体もコンパクトに折り畳めるので収納時の手間もかからず。

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