元MotoGPライダーのランディ・ド・プニエがドゥカティのパニガーレV4 Rでセパン8時間に参戦

 12月14日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権(EWC)第2戦セパン8時間にドゥカティのワークスサポートを受けて参戦するチームERCエンデュランスがライダーラインアップを発表。元MotoGPライダーのランディ・ド・プニエがドゥカティ・パニガーレV4 Rに乗ることになった。

 2019-2020シーズンは開幕戦のボルドール24時間ではBMWのマシンでエントリーしていたチームERCエンディランスは、第2戦セパン8時間からBMWに代わり、今シーズンからホモロゲーションを受け使用できることになったドゥカティのパニガーレV4 Rにスイッチすることになった。

チームERCエンデュランスのドゥカティ・パニガーレV4R

 マシンの変更により、チームERCエンディランスのライダーラインアップも変更に。11月17日時点の暫定エントリーリストではマシュー・ギネス、ジュリアン・ダ・コスタ、ルイス・ロッシの3人だったが、ギネスとダ・コスタが抜け、新たに元MotoGPライダーのド・プニエとスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦した経験を持つオンドレイ・ジェゼクのふたりが加入することになった。

 ド・プニエは38歳のフランス人ライダー。2006年にカワサキからMotoGPクラスデビューを飾り、2013年までフル参戦した。EWCではチームSRCカワサキやホンダ・エンディランス・レーシングから参戦していた。チェコ人のジェゼクは、元WSSライダーで2017-2018シーズンにマーキュリー・レーシングBMWから参戦した経験を持つ。

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