韓国代表のキム・ジェファンがMLB挑戦 「プレミア12」で主軸、3年連続35本塁打以上

韓国代表として「第2回 WBSC プレミア12」に出場したキム・ジェファン【写真:Getty Images】

斗山ベアーズがポスティングをリクエストと韓国紙が伝える

 韓国プロ野球(KBO)の斗山ベアーズに所属するキム・ジェファン外野手がポスティングされたと複数メディアが報じている。キム・ジェファンは2016年から3年連続で35本塁打以上を放ち、昨季はスポーツ記者の投票による韓国プロ野球MVPにも輝いた。今季は15本塁打、91打点、打率.283とし、オフには韓国代表として「第2回 WBSC プレミア12」に主軸として出場、野球日本代表「侍ジャパン」とも対戦していた。

 韓国紙「東亜日報」は斗山ベアーズがKBOに対してキム・ジェファンのポスティングをリクエストする文書を送ったと伝えた。また「FOXスポーツ」のレポーターなどを務めるケン・ローゼンタール氏もこのニュースを自身のツイッターで伝え、「SKワイバーンズに最近ポスティングされた同じ韓国人の左腕キム・グァンヒョンと同じ立場(状況)となっている」と言及している。

 キム・グァンヒョン投手も今オフにメジャー挑戦を表明している。しかし韓国球界を代表する左腕ながら、14年オフにポスティングした際には契約がまとまらず、SKに残留となっていた。今年9月に31歳を迎えた韓国の大砲の契約はどのようにまとまるのだろうか。(Full-Count編集部)

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