インディアンス リンドーアよりクルーバー放出を優先か

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ESPNのジェフ・パッサンによると、多くの専門家はインディアンスが今オフ中、あるいは来季のトレード・デッドラインまでにフランシスコ・リンドーアをトレードで放出すると考えているという。なかなかムーキー・ベッツのトレード交渉が進展しないレッドソックスと同様の状況に陥るのを避けたいという狙いがあるようだ。しかし、現時点ではインディアンスはリンドーアよりもエース右腕のコリー・クルーバーの放出に重点を置いていると見られている。

現在26歳のリンドーアは、オールスター・ゲーム選出4度、ゴールドグラブ賞2度の実績を誇るスター遊撃手であり、3年連続で30本塁打以上かつOPS.842以上をマークしている。インディアンスの予算規模ではリンドーアとの契約延長や再契約は難しく、トレードでの放出が確実視されている。

レッドソックスはベッツに契約延長の意思がないことからトレードでの放出を試みているものの、1年後にフリーエージェントとなることが確実で、獲得には莫大な対価が必要であるため、買い手が見つからない状況となっている。インディアンスは、これと同じ状況に陥るのを避けるため、フリーエージェントまであと2年保有できるリンドーアをトレード市場での価値が高いうちに放出するだろうと予想されている。

ただし、パッサンが関係者から聞いた話によると、現在インディアンスはクルーバーの放出に注力しているという。サイ・ヤング賞2度の実績を誇るクルーバーだが、今季は打球直撃による骨折の影響もあって2勝3敗、防御率5.80に終わった。来季の年俸は1750万ドル、2021年の契約は年俸1800万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)となっており、こちらもあと2年保有可能である。

クルーバーはすでに33歳で、年齢による衰えのリスクもあるため、インディアンスとしては買い手が見つかるうちに放出してしまいたいのだろう。シェーン・ビーバー、ザック・プリーサック、アーロン・シバーレなど、若い先発投手が次々に台頭してることも、クルーバー放出を後押ししている見られる。