排水管逆流の検証を要求、川崎

台風被災住民「市の過失」

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記者会見する柳沢芳信さん(右)=5日午後、川崎市役所

 川崎市で台風19号により多摩川の水が排水管から逆流し、タワーマンションが林立する武蔵小杉エリアが浸水した問題で被災住民らが5日、市が逆流を防ぐゲートを閉めなかった判断は過失だとして、第三者委員会による検証と賠償を求める要望書を福田紀彦市長宛てに提出した。

 台風の影響で水位が上昇した際、市は雨水が街中にたまるのを避けるため操作手順書に従いゲートを閉めなかった。11月から開いている住民説明会でも「適切な判断だった」と説明している。市によると、市内の浸水地域は中原区、高津区、多摩区で計約92ヘクタール。47階建てタワーマンションが地下の電気設備浸水で停電した。