いよいよ動き始めた先発投手市場 次はバムガーナーか

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「豊作」と言われる今オフの先発投手市場がいよいよ本格的に動き始めた。日本時間12月5日、ブレーブスがコール・ハメルズと1年1800万ドル、フィリーズがザック・ウィーラーと5年1億1800万ドルで契約合意。まだゲリット・コールとスティーブン・ストラスバーグの「トップ2」に目立った動きはないものの、それに次ぐ「第2グループ」が動き始めた格好だ。ハメルズとウィーラーが市場から消えたことにより、次はマディソン・バムガーナーに注目が集まっており、来週サンディエゴで開催されるウィンター・ミーティングまでに契約が決まる可能性もある。

「次に契約を決める大物投手」と目されるバムガーナーは、ウィーラーと同様に総額1億ドルを超える大型契約が予想されている。ウィーラーと比較すると、バムガーナーは9ヶ月だけ年上であるものの、実績でははるかに格上。また、ポストシーズンでの実績も圧倒的である。ウィーラーを逃したツインズ、ホワイトソックス、レッズ、先発投手陣のさらなる強化を目指すブレーブスなどが、バムガーナー獲得に本腰を入れているようだ。

バムガーナー獲得に失敗したチームが代役として確保に動く可能性があるのがダラス・カイケルだ。アストロズ時代の2015年にサイ・ヤング賞を受賞した実績があり、現在も計算できるイニングイーターとして活躍を続けている。バムガーナーとは異なり、獲得の際にドラフト指名権の喪失が発生しない点も魅力となっている。ブルージェイズやホワイトソックスが獲得に興味を示していることが報じられているが、現時点ではバムガーナー獲得を目指すチームの「プランB」という位置付けだろう。

MLB公式サイトのマーク・フェインサンドは、先発投手市場で積極的な動きを見せているチームとして、フィリーズ、ホワイトソックス、ツインズ、レンジャーズ、レッズの名前を挙げている。一線級の先発投手確保に向けて、各チームの動きは慌ただしくなっていきそうだ。