「M-1」7組が決勝初進出のフレッシュな顔ぶれに! 和牛、ミキらは敗者復活へ

テレビ朝日系にて12月22日に放送される「M-1グランプリ2019」(午後6:34=ABCテレビ制作)の決勝進出者を決める準決勝が12月5日都内で行われ、インディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりずの9組が決勝へと進出した。昨年も決勝に進出したかまいたち、見取り図を除く7組は決勝初進出とフレッシュな顔ぶれとなった。昨年まで3年連続で準優勝していた和牛や、ミキなどの有力候補はそろって敗退。残り1枠をかけた敗者復活戦にまわる。

同コンクールはコンビ結成15年以内の漫才コンビによって行われる漫才日本一決定戦。今年の「M-1」には史上最多となる5040組がエントリー。予選は8月1日より始まり、準決勝には26組が出場した。決勝が行われる12月22日当日に、決勝に進む最後の1枠をかけた敗者復活戦が行われる。決勝の審査員は昨年に引き続き、松本人志、上沼恵美子、オール巨人、中川家・礼二、ナイツ・塙宣之、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らくの7人が務める。

今年がラストイヤーとなるかまいたちの濱家隆一は「芸歴も1番上。15年でラストイヤー。お邪魔させてもらってます感がありますけど、来年はいませんから」と恐縮。続けて「『もうお前ら出んなよ!』と思ってるコンビ、後輩もいると思うので、先輩として恥ずかしくない結果を残せたらと思います」と意気込みを述べた。相方の山内健司は初めて決勝に進んだコンビに対し「初めて出た時は自分たちもめちゃめちゃ緊張した覚えがあるので、初出場の皆さんには空気に飲み込まれないようにベストを尽くして、そしてわれわれに負けてほしいと思います」と後輩たちにエールを送りつつも、優勝への意欲を語った。

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