MLB挑戦の昨季韓国MVP男は「鈴木誠也と並ぶ」 米メディア絶賛の実力とは?

プレミア12にも出場したキム・ジェファン(左)と広島・鈴木誠也【写真:Getty Images】

鈴木は「プレミア12」の大会打率.444、キム・ジェファンも本塁打を放った

 韓国プロ野球(KBO)の斗山ベアーズに所属するキム・ジェファン外野手が、球団からポスティングされたと複数メディアが報じている。キム・ジェファンは2016年から3年連続で35本塁打以上を放ち、昨季の韓国プロ野球MVPとなった。「第2回 WBSC プレミア12」でも主軸として活躍したが、その実力は日本球界の4番にも並ぶほどだと、米メディアが伝えている。

「私が2019年のプレミア12を見た中で、キム・ジェファンはセイヤ・スズキ(日本)、ブレント・ルッカー(米国)と並んでトップ3に入る強打者だった。彼がMLB球団から今年の冬に興味を集めることが想像できる」と語ったのは、シカゴ・カブス傘下3Aアイオワカブスのリポーター、アレックス・コーエン氏。野球日本代表「侍ジャパン」としてプレミア12でMVP&ベストナインにも選出された鈴木誠也外野手(広島)に匹敵するほどのポテンシャルを持った選手だと評している。

 キム・ジェファンは主に「3番・DH」で出場。大会中は打率.160と振るわなかったものの、1本塁打6打点を挙げ、記憶に残ったようだ。一方、「侍ジャパン」の4番に座った鈴木誠也は打率.444と驚異的な数字を残し、3本塁打13打点で10年振りの世界一に貢献。またルッカ―も打率.300、3本塁打5打点をマークしていた。

 大会中メジャースカウトからも注目を集めていた鈴木だが、それと並べられたキム・ジェファンの動向にも注目が集まりそうだ。(Full-Count編集部)

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