熊本地震で被災した益城町、新庁舎イメージ公表 22年秋完成めざす

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南東側から見た益城町新庁舎の完成イメージ(益城町提供)

 熊本県益城町は、熊本地震による被災を受けて新たに整備する町庁舎の完成イメージを公表した。今月23日までのパブリックコメント(意見公募)を経て、2022年秋の完成を目指す。

 地震前まで庁舎があった宮園の約1万4千平方メートルに、免震構造の鉄筋コンクリート4階建てを整備。別棟だった議場などを庁舎内に設けるため、延べ床面積は地震前より1・5倍広く、7千平方メートルとなる見込み。事業費は概算で51億円。

 1階に窓口機能を集約。2階に町長室、3階に議場が入る。4階には閉庁日でも一般利用できる展望テラスを設ける。庁舎南側には災害時の備蓄倉庫を備えた平屋建ての復興まちづくり支援施設(仮称)や、県が復興土地区画整理事業で整備する公園を併設する。

 町によると、県の事業の進み具合によって完成時期は遅れる可能性がある。町は公募した意見を基に、来年1月中に基本設計をまとめる。(立石真一)

(2019年12月6日付 熊本日日新聞朝刊掲載)