JR鶴見線架線故障、3時間半止まる トラック積み荷接触

JR鶴見線

 5日午後2時5分ごろ、川崎市川崎区田辺新田のJR鶴見線の踏切で、通過中のトラックの積み荷が高さ制限を示す看板のワイヤに接触した。弾みでワイヤが架線に触れてショートし、同線は全線で停電。3時間半余りにわたって運転を見合わせた。

 川崎臨港署が、トラックの運転手に事情を聴くなどして事故原因を調べている。

 JR東日本横浜支社によると、事故当時、車両はいずれも駅に停車中で、けが人はなかった。上下線計20本が運休、2本が最大で約3時間35分遅れ、乗客約4千人に影響した。

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