逗子市のシステムで不具合 納付書再発行などできず

逗子市役所

 逗子市は5日、市役所内のコンピューターシステムの一部に不具合が発生したと発表した。市情報政策課によると、後期高齢者医療保険料の納付書の即日再発行や、障害者の福祉サービスに関する受給者証の発行ができず、復旧のめどは立っていない。個人情報の流出はないという。

 同課によると、委託業者のシステムの不具合が原因。後期高齢者医療保険料の納付書を再発行する際に必要な賦課、徴収状況の確認ができず、福祉サービスの受給者証については印刷できなくなっている。

 4日午前11時ごろの不具合発生後、市には保険料の賦課、徴収状況の問い合わせや、納付書再発行のための来庁などが少なくとも5件あったという。市はシステムが復旧次第、郵送して対応する。

© 株式会社神奈川新聞社