年末年始の東名渋滞 下りピーク30日昼、上りは1月3日夕

東名高速道路(参考写真)

 中日本高速道路東京支社は、年末年始(12月27日~来年1月5日)の県内の渋滞予測をまとめた。東名高速道路は下り線が12月28~30日、上り線は1月2~4日に大渋滞が発生する見込み。同社は渋滞回避策として「下り線は夕方以降、上り線は午前中の早い時間帯を利用してほしい」と分散利用を呼び掛けている。

 同支社によると、東名の下り線ピークは12月30日の昼ごろで、秦野中井インターチェンジ(IC)を先頭に30キロ、大和トンネルを先頭に10キロの渋滞。28、29日も秦野中井ICを先頭に30キロ、その他の日も日中15キロ以上の渋滞が発生すると予測している。

 一方、上り線は年明けから渋滞が発生し、ピークは1月3日。夕方の時間帯を中心に、大和トンネルを先頭に25~35キロ、都夫良野トンネルを先頭に10~20キロの渋滞を予測している。

 同支社高速道路ドライブアドバイザーの山本隆さんは「ちょっと工夫するだけで渋滞は避けられる」としつつ、「昨年の年末年始における渋滞の25%は事故が原因。運転にはいつも以上に気を付けてほしい」と呼び掛けている。

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