82歳男性が逆走、衝突 尾道バイパス

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 4日午後10時40分ごろ、尾道市久保町の国道2号尾道バイパスの下り線で、乗用車が上り方面に逆走しているのを警戒中の広島県警高速道警察隊のパトカーが発見し、道路上に停車させた。その直後、乗用車の正面から走ってきた軽乗用車が衝突。逆走した乗用車を運転していた府中市の無職男性(82)が複数の骨を折るなどして重傷を負い、軽乗用車の三原市の会社員男性(50)も軽いけがをした。

 同高速隊によると、乗用車は片側2車線の下り線の追い越し車線を逆走。反対側の上り線を走っていたパトカーが同じ方向に走る不審な車を見つけ、車内から隊員がマイクで止まるよう呼び掛け停車させた。

 現場はほぼ直線で、上り線と下り線の間には中央分離帯がある。隊員はパトカーを路肩に止めて下車。中央分離帯付近へ行き、停車した逆走車の前で交通規制をしようとしていた時に衝突事故が起きたという。

 バイパスから一般道に下りるためにある最寄りのランプまでは約800メートルあり、事故発生までに逆走車は複数の車とすれ違っていたという。高速隊は、逆走した男性を道交法違反(通行区分違反)の疑いで調べている。