チョープロ システム障害 ウイルス感染 予約状況見られず

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 液化石油ガス(LPG)販売大手のチョープロ(長崎県西彼長与町)は5日、システム障害が発生し、顧客の予約状況などが見られなくなっていると発表した。ウイルス感染したメールの添付ファイルを開けたことが原因とみており、被害額は1千万円を超える見通し。個人情報流出の可能性は極めて低いという。

 同社によると、実在する団体になりすましたメールが社員2人に届き、このうち1人が3日夕、添付ファイルを開封。4日以降、ガスの保安点検や警報器の交換のために出向く予約日などを管理するサブシステムが暗号化され、閲覧できなくなった。復旧の見通しは立っておらず、把握できていない予約数はこの1週間で150件程度あるという。顧客情報などを管理する基幹システムは感染していない。

 同社は新システムへの移行を進め、より高度なセキュリティーソフトの導入を計画している。長崎市内で会見した荒木健治社長は「関係先の皆さまにご心配おかけしたことを深くおわびする。今後このようなことがないよう、さらに万全を期す」と謝罪した。