浸水想定区域などの浄水場、災害対策強化促す意向

道議会予算特別委・千葉委員質問に道

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 第4回道議会定例会は5日、予算特別委員会を開催。千葉英也(室蘭市、自民党・道民会議)、赤根広介(登別市、北海道結志会)両委員らが質問した。道は浸水想定区域や土砂災害警戒区域内にある浄水場について、所有する水道事業者に災害対策の強化を促す考えを示した。千葉委員への答弁。

 道によると、道内の主な浄水場140施設のうち11施設が浸水想定区域内にあり、うち8施設は防水対策や他浄水場からのバックアップがない。土砂災害警戒区域内は13施設あり、うち9施設で対策が講じられていない。千葉委員は今後の対応をただした。

 山田幸喜環境局長は「被災するリスクを可能な限り低減する観点から、防水扉や土砂流入防護壁の設置など、施設本体への対策や近隣水道事業者との連絡管敷設、水源分散化によるバックアップ機能の確保を促すほか、国に財政支援の充実を求めていく」と答えた。

 赤根委員は、道が策定を進める第2次青少年健全育成基本計画を取り上げ「ゲーム障害対策を本計画に盛り込むべき」とただした。

 厚生労働省の調査によると、10代と20代の約12%が休日に1日6時間以上ゲームをしており、プレー時間が長い人ほど、学業・仕事への悪影響や、心身の不調を感じながらゲームをやめられない依存傾向にあることが判明している。

 柴田千尋くらし安全局長は「ゲームへの過度な依存は食事や睡眠時間が削られるなど本人の心身に悪影響を及ぼし、他者とコミュニケーションなどを取らないなど人間関係の悪化も懸念される。青少年の健全育成には望ましい生活習慣の習得が欠かせない。学校教育での指導充実などを計画に位置付けていくことを検討している」と答えた。
(有田太一郎)