エバートンは5日、上層部の会議の結果マルコ・シウバ監督を解任したと発表した。
【プレミアリーグ】シウバ監督解任はもはや不可避か…後任にはあのモイーズが筆頭候補に
エバートンはミッドウィークに行われたリバプールとの“マージーサイド・ダービー”で2-5と完敗。翌日にはクラブハウスでエバートン筆頭株主であるファルハド・モシリ氏とビル・ケンライト会長が話し合いを行い、同日にシウバ監督とスタッフに解雇を伝えたようだ。週末のプレミアリーグ第16節チェルシー戦ではダンカン・ファーガソン氏が暫定で指揮を執り、エバートンは「新しい指揮官が出来るだけ早く就任することを目指す」と声明を発表している。エバートンはリーグ戦4勝2分9敗と勝てない試合が続き、降格圏の18位に転落。1954年以来トップリーグに位置していた名門が降格の危機に瀕している。
シウバ監督が残した不名誉な記録
・マージーサイド・ダービーで完敗したシウバ監督は、1982年11月のハワード・ケンドール政権以来初めてリバプール戦で5失点を喫した指揮官に。
・エバートンは1994年4月(第32節終了時)以来となる降格ゾーンに転落。132年のクラブ史の中で、2部リーグ以下だったのは4シーズンしかない。
・リバプール戦では前半だけで4ゴールを許したエバートン。これまで行ったリーグ戦1053試合で前半に4失点を喫したのは今回で2度目に(2018年2月アーセナル戦)