西武に空前の“暖冬”更改 アップ額は計7億円超、“1億円プレーヤー”5人誕生

契約更改に臨んだ西武・森友哉【写真:安藤かなみ】

海外FAの秋山を除くスタメン8人中7人が1億円プレーヤーに

 2年連続でパ・リーグを制覇した西武が空前の暖冬更改となっている。リーグMVPの森友哉捕手が、衝撃の1億2000万円アップで2億円の大台に到達すると、山川穂高内野手も1億円増の2億1000万円へ。このオフだけで5選手が年俸1億円の大台を突破した(金額は全て推定)。

 最大のアップ額となったのが、森の1億2000万円増。山川の1億円増が続き、中村剛也内野手が9030万円増(年俸3億5000万円)、守護神の増田達至投手が9000万円増(年俸1億9000万円)と、大幅アップが続々と並ぶ。

 外崎修汰内野手が7000万円増の1億4000万円、平井克典投手が6500万円増の1億円、金子侑司外野手が6300万円増の1億2000万円、源田壮亮内野手が6000万円増の1億4000万円で、それぞれ1億円の大台を突破した。

 1億円には届かなくとも、木村文紀外野手が2140万円増の4500万円、高橋光成投手が2150万円増の4000万円、今井達也投手が1700万円増の3500万円など倍増を超える大幅アップが続出した。

 1億円プレーヤーは9人になり、海外FA権を行使した秋山翔吾外野手を除く、スタメン8人のうち7人が“億超え”に。アップ額を合計すると、7億円を超える増額となっており、まさに“暖冬”更改であると言えそうだ。

 西武の大幅アップを勝ち取った主な選手。

○増田達至投手(1億円→1億9000万円)
○平井克典投手(3500万円→1億円)
○森友哉捕手(8000万円→2億円)
○山川穂高内野手(1億1000万円→2億1000万円)
○外崎修汰内野手(7000万円→1億4000万円)
○中村剛也内野手(2億6000万円→3億5000万円)
○源田壮亮内野手(8000万円→1億4000万円)
○金子侑司外野手(5700万円→1億2000万円)※年俸変動制の4年契約(Full-Count編集部)

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