かわいすぎて食べられない! 有名絵師の子犬の焼き印入り菓子が話題

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京都市左京区の細見美術館で土・日曜日にのみ味わえる焼き菓子が「かわいすぎる」と注目を集めている。表面の焼き印は、名絵師が描いたまるまるぽっちゃりの子犬。これは確かにかわいくて食べられない!

焼き菓子は、開催中の展示「琳派[りんぱ]展21 没後200年中村芳中」に合わせた特注品。ようかんで知られる京都ゆかりの老舗和菓子店「虎屋」が手がけた。土・日のみ館内の茶室「古香庵[ここうあん]」で提供されている。

直径約5センチの黒糖入りの生地には、江戸後期の絵師で今回の展示の主役、中村芳中(?~1819年)の代表作「仔犬[こいぬ]」をモチーフにした焼き印が押されている。子犬のもふもふ具合が伝わってくる出来栄えで、美術館職員も驚くほどの完成度だ。中には白練りごま入りのこしあんがぎっしり詰まっている。

美術館によると、提供を始めた初日から人気が爆発。限定十数個というレア度もあり、いつも数時間程度で売り切れてしまうため、午前11時の茶室オープン前から待ち構えている来館者もいるのだという。インスタ映えする見た目ゆえに、スマートフォンで撮った写真をSNSにアップロードする人も多いのだとか。

同館は「おいしいお菓子なので、見た目をめでるだけなくぜひ味も楽しんでほしい」と話す。薄茶付き1320円。今月7、8、21、22日に館内の茶室で味わえる。展示見学には別途入館料が必要。

(まいどなニュース/京都新聞・浅井 佳穂)