さいたま新都心駅で6台の自律移動型ロボットを稼働させる実証実験 JR東日本初

本実証実験で稼働するロボットたち 画像:JR東日本

JR東日本は12月6日、さいたま新都心駅構内コンコースで自律型移動ロボットの実証実験を行うと発表しました。

実験期間は2019年12月9日(月)~12月13日(金)の10:00~15:00(※)。警備ロボットや清掃ロボット、案内・広告ロボット、移動支援ロボットの4種6台を試験的に動かします。これらのロボットはいずれも来春暫定開業する高輪ゲートウェイ駅に試行導入予定のものです。

※稼働していない時間帯もあります。

実験では駅にあらかじめ設置した流動を計測するレーザーセンサなどからの情報(駅クラウド情報)をロボットに与えることで移動を支援。また、ロボット自体に取り付けられたセンサ情報のみを使用した移動と、そこに駅クラウド情報を加えた移動との比較も行う予定です。

実証実験イメージ 画像:JR東日本

あくまでも駅でのロボットの移動に関する基礎部分を確認するための実験ですので、各ロボットが移動する際は試験関係者が付き添います。JR東日本によれば、同社の駅構内において複数のロボットによる自律移動の実証実験を行うのは初めての試みとのこと。

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鉄道チャンネル編集部

 

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