最新鋭強襲揚陸艦「アメリカ」佐世保配備 米海軍 航空能力向上

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米海軍佐世保基地に到着した強襲揚陸艦アメリカ=6日午前8時25分、佐世保港

 長崎県佐世保市の米海軍佐世保基地に6日、強襲揚陸艦アメリカ(約4万4971トン)が配備された。交代した強襲揚陸艦ワスプよりも優れた航空機能を備え、海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機の運用も可能。最新鋭の艦船を佐世保に配備し、アジア太平洋地域の同盟関係を強化する狙いがあるとみられる。

 米海軍によると、アメリカは全長約257.3メートル。乗組員約1080人に加え、海兵隊最大約2200人の輸送が可能という。エアクッション型揚陸艇(LCAC)などを発進、収容できる格納庫はないが、航空機の運用能力に優れているのが特徴。ワスプなどこれまでの強襲揚陸艦に比べ格納庫は20%広くなり、航空機の燃料は2.5倍、ミサイルなどの武器を30%多く搭載できるという。

 第7遠征打撃群司令官フレッド・ケイチャー少将は「この船は、自由で開かれたインド太平洋地域を同盟国などとともに守りつつ、この重要な地域の安全保障や安定、繁栄に対する米国の責務を支援する大切な役割を担う」と強調した。

 1日には、LCACなどを発進、収容できる格納庫をもち、アメリカの機能を補うとみられるドック型輸送揚陸艦ニューオーリンズも佐世保基地に配備されている。