茨城県立中央病院 次期院長に島居氏 来年4月1日付就任

©株式会社茨城新聞社

島居徹氏

茨城県は6日、県立中央病院(笠間市)の吉川裕之院長(68)が定年退職するのに伴い、後任として島居(しまずい)徹副院長(61)が昇格して次期院長に就くと発表した。就任は2020年4月1日となる。

県病院局によると、島居氏は神奈川県出身。筑波大医学専門学群卒。同大大学院准教授などを経て11年10月から同大医学医療系教授となり、18年4月から現職。泌尿器科が専門で、腹腔(ふくくう)鏡手術や支援ロボット「ダヴィンチ」を使った悪性腫瘍手術の実績で知られる。臨床研修医の教育を担う県地域臨床教育センター部長、同病院医療教育局長などを兼任している。

吉川院長は筑波大産科婦人科教授を経て15年4月に現職。65歳に達してから定年を数度延長していた。産科医不足を理由に05年から休止していた同病院の分娩(ぶんべん)を15年10月から再開にこぎ着けたほか、慢性的な医師不足の本県で医師確保に尽力した。現在は院長を含め産婦人科医計10人が所属し、分娩数を年間約200件に伸ばしている。(黒崎哲夫)