メクル第420号 船や港の役割を学ぶ 佐世保市立楠栖小5年生

海事産業について理解を深める子どもたち=佐世保市立楠栖小

 佐世保(させぼ)市小佐々(こさざ)町の市立楠栖(くすずみ)小(片渕満里子(かたふちまりこ)校長、150人)の5年生25人は3日、帝京平成(ていきょうへいせい)大の高橋武郎准教授(たかはしたけおじゅんきょうじゅ)から「貿易(ぼうえき)を支(ささ)える船や港の役割(やくわり)と働く人々」について学び、海事産業に対する理解(りかい)を深めました。
 海事産業に親しみをもってもらうことを目的に、2017年から国土交通省海事局が取り組んでいます。本年度は和歌山や長野など全国6カ所で開きました。
 写真やグラフ、DVDを見て、日本の主な輸出入品(ゆしゅつにゅうひん)のほとんどが船で運ばれていることや、貿易を支える船、港の様子を学びました。調べて分かったことも発表しました。
 山崎隼弓(やまさきはやて)君(11)は「船に自動車が6千台も乗るのはすごいと思った」と話しました。高橋准教授は「子どもたちが一生懸命(いっしょうけんめい)話してくれたから、やりがいがあった」と話しました。

高橋准教授(右)に調べたことを発表する児童

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