福井市長選挙2019告示直前の情勢

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福井市長選挙の選挙ポスター掲示場。2019年12月8日に告示される=福井県福井市

 任期満了に伴う福井県の福井市長選は2019年12月8日告示される。4選を目指す無所属現職の東村新一氏(67)、元警察官僚で無所属新人の黒川浩一氏(46)、元市議で共産党新人の西村公子氏(64)が立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦の公算となっている。

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 次期市長は任期中に北陸新幹線の県内開業を迎える。人口減が進む中、首都圏から人の流れをつくり地域や経済の活性化につなげる好機。JR福井駅西口で進む民間の再開発を含むまちづくりや福井の認知度向上へ、主導力や調整力、発信力が問われる。

 師走の市長選は過去2回、投票率が20~30%台に低迷している。市の将来像を有権者に示し、投票に結び付けられるかも問われる。

 東村氏は7月1日の定例市会で立候補を表明した。自民、公明、国民、社民の各政党と立民の県連、県農政連支部、県商工政治連盟支部、連合福井などから幅広く推薦を受ける。3期12年で実現に尽くした「希望と安心の福井」を新たな段階に進めるとする。

 黒川氏は7月31日に記者会見を開き立候補を表明した。東村氏に批判的な一部市議らの支援を受ける。連日主要交差点に立ち、街頭演説やあいさつ回りを精力的にこなしてきた。元警察官僚の経験を生かし「安全で安心なふくい」を実現すると訴える。

 共産党が擁立する西村氏は10月8日に記者会見し、福井駅西口の再開発をはじめ大型事業を見直し市民生活を支援する市政を掲げた。男女平等や子育て支援を女性目線で進めるとする。市議を8期32年務めた経験と人脈を生かし、草の根で支持を広げる構え。

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 立候補の届け出は8日午前8時半から午後5時まで市企業局庁舎で受け付ける。投開票は15日。