長崎駅に外資ホテル 米マリオット系有力 JR九州新ビル内 

©株式会社長崎新聞社

JR九州が新ビル建設を計画する長崎駅周辺

 九州新幹線長崎ルートの2022年度の暫定開業に伴い、JR九州が長崎駅(長崎県長崎市)で新たに整備する駅ビルに、外資系高級ホテルが入ることが6日、分かった。世界最大のホテルチェーンの米マリオット・インターナショナル系列が最有力で、200室程度。近く正式発表する。JR九州グループは国内外でホテルを展開しているが、国内での外資系誘致は初めて。

 商業施設「アミュプラザ長崎」や「JR九州ホテル長崎」が入る10階建ての現在の駅ビルは残す。新たなビルは十数階建てとする。中・下層階を商業施設や駐車場とし、2023年度に開業。上層階をホテルとし、開業は2024年度以降の見通し。ビルの内外装には「長崎らしさ」を取り入れる。

 マリオットは、マリオット、シェラトンなど30のブランドでホテルを運営している。

 長崎では以前から富裕層向けのホテルが不足しているとの指摘がある。官民が訪日外国人の誘客に注力する中、今後は新幹線開業やまちづくりも進む。JR九州は集客が見込めると判断したとみられる。

 JR九州は、在来線の高架化に伴い長崎駅舎が西側へ移るため、空いた土地に商業、オフィス、ホテルが入る新たなビルを建設する計画を16年に発表した。開業時期は、高架化の遅れに伴い、長崎ルートの暫定開業後となる見通し。

 長崎駅周辺では、2021年11月にMICE(コンベンション)施設と米高級ホテルのヒルトンも開業する予定。