奥野壮&高橋文哉、新旧ライダーが変身ベルトへの思い語る!秋葉原で変身ベルトの展示会開催

『仮面ライダージオウ』で主人公の常磐ソウゴを演じた奥野壮と最新作『仮面ライダーゼロワン』で主人公の飛電或人役を演じた高橋文哉が6日、東京都内のベルサール秋葉原で開催された「THE HENSHIN COMPLETE SELECTION MODIFICATION EXHIBITION VOL.1」前夜祭イベントに出席。同シリーズの重要アイテムである変身ベルトへの思いを語った。

同イベントは大人も子供も楽しめるよう「変身ベルト」を本格的な仕様で提供するバンダイの「COMPLETE SELECTION MODIFICATION」を展示するイベント(8日までベルサール秋葉原で開催)。奥野は登壇すると、「仮面ライダー」にとっての変身ベルトを「一年間一緒に戦ってきた相棒」と表現。高橋も「一言でいくと研究道具、どうあるべきか、研究に研究を重ねた道具」とコメント。変身ベルトが重要なアイテムであることを強調。

奥野は『ジオウ』の一年間に渡る収録を振り返り、「仮面ライダー」の変身シーンについて「変身は勇気、力をくれるもの」とこだわりがあったことを明かし、その変身シーンに改良に改良を重ね、「一年通して、最後には魂のこもった変身ができるようになった」と撮影の成果を述べる。

また、視聴者として『ジオウ』を演じる前から同シリーズのファンであったといい、「思い出の変身ベルト」を聞かれると『仮面ライダーキバ』に登場する「DXキバットベルト」を挙げる。奥野は『キバ』について「一番好きな仮面ライダーでした」と述べ、「あのデザイン、キック。好きな要素がたくさん詰まった仮面ライダーで、『ジオウ』のキバ編で(キバットバットIII世の声優の)杉田(智和)さんと共演した時は無茶苦茶嬉しかったです」と嬉しそうに回顧。「自分が見ていた仮面ライダーの人たちや関係者と共演している時はいつもすごい世界だなって思います」と思いを語った。

さらに『ゼロワン』での高橋のライダーぶりについても「一話二話を見た時から大丈夫だって思っていました。今はもうすっかりご立派になられて……」と大絶賛。その高橋は自身の思い出の変身ベルトについて『仮面ライダーディケイド』に登場した「DXディケイドライバー」を挙げ、「11歳くらい。家にあったんですよ。カードを入れて音が鳴るんですけど、音も一種類じゃなくてカードを変えることでいろんな音が出る。英語をまねしたりして遊びました」と思い出を語る。

高橋は「変身は歴史あるバトン。皆さんが歴代『変身、変身』って言ってきたその言葉にはいろんな思いが詰まっている。そこに歴史を感じるし、次の世代へのバトンだなって実感する」と変身について熱弁をふるう。公開を控える『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(12月21日公開)についても「本当に素晴らしいものになっています」と述べ、その完成度の高さ、期待度の高さを改めてアピールしていた。

(取材・文:名鹿祥史)

© 株式会社ジェイプレス社