マリノスが15年ぶりリーグ制覇

前半、横浜Mのティーラトン(中央)が先制のゴールを決める=日産ス

 サッカーの明治安田生命J1リーグは7日、横浜市港北区の日産スタジアムなどで今季最終節が行われ、首位の横浜F・マリノスは2位のFC東京を3-0で下して勝ち点を70に伸ばし、15年ぶり4度目のリーグ制覇を決めた。

 同スタジアムにリーグ戦歴代最多となる約6万3854人の観衆を集めた一戦は前半、マリノスがタイ代表DFのティーラトンとブラジル人FWエリキのゴールで2点を先制。後半にも日本代表FW遠藤が追加点を挙げた。

 今季のマリノスは、就任2年目のオーストラリア人指揮官、ポステコグルー監督(54)の下でリーグ最多得点を記録する攻撃力を発揮。第24節から負けなしの快進撃を続け、2節前の第32節に初めて首位に浮上していた。

 マリノスは1992年の創設後、天皇杯全日本選手権、YBCルヴァン・カップを含む国内三大大会で七つ目のタイトル獲得。リーグ戦は1995、2003、04年にも制しており、優勝4度は鹿島アントラーズの8度に次いで単独2位となった。

© 株式会社神奈川新聞社