浙江省の医療機関、「ダビンチ」第4世代モデルを使った手術を実施

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浙江省の医療機関、「ダビンチ」第4世代モデルを使った手術を実施

 【新華社杭州12月7日】中国浙江省杭州市の中国科学院大学付属腫瘤医院で6日、腫瘍外科専門医の程向東(てい・こうとう)教授が同省で初めて手術支援ロボット「da Vinci(ダビンチ)」の第4世代モデルを使った手術を実施した。

 手術中、程氏が患者の腹部に鍵穴ほどの大きさの穴を5カ所開けると、「ダビンチ」のロボットアームが穿刺したトラクトを通って腹腔に入った。4本のアームは明確に役割分担されており、画像形成システムが拡大した鮮明な3D術野映像を提供。組織や器官の解剖構造、神経血管の走行方向が一目瞭然となった。

 程氏はその後、コンソールに座ってコントローラーを操作し、ロボットアームを使って毛細血管と神経組織が張り巡らされた腹腔内で器具を機敏に反転させ、病巣の切除や吻合口の縫合処理などの作業を完了した。手術時間は2時間で、患者の胃にあったがんを無事切除した。

 今回の手術で使用した「ダビンチ」は医師用のコンソールと患者用のカート、ビジョンカートで構成。人間の手の柔軟性と、腹腔鏡システムの低侵襲という優位性を結合し、人間が操作の限界を超え、狭い空間内でのより精密な操作を可能にした。(記者/兪菀、唐弢)

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