京都城陽のアウトレット来年7月開発着手 開業当初の「りんくう」や「神戸三田」より大きく

城陽市の東部丘陵地に進出するアウトレットのイメージ図(三菱地所提供)

 京都府城陽市の東部丘陵地にアウトレットモール進出計画を進める三菱地所・サイモン(東京都)の大規模開発基本構想をテーマに、市議会建設委員会が11月中旬、開かれた。事業者が来年7月に開発に着手し、2024年3月末に終える予定としていることを市が報告した。

 事業者から構想の提出を受けた市の説明では、店舗面積約3万平方メートル。開業当初で比較すると、近畿のアウトレットモールでは、りんくう(大阪府泉佐野市)や神戸三田(神戸市)より大きい。
 新名神高速道路の仮称・城陽スマートインターチェンジ(IC)方面につながる外周道路の一部は事業者の開発区域外で、市は「将来、(アウトレットの東側に当たる)中間エリアが整備された際のICへの新たな導線として、市が整備する」と説明した。

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