金日成総合大に日本語専科

北朝鮮、緊張激化の17年に

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8月、日本人大学生らが交流のため訪問した金日成総合大=平壌(共同)

 北朝鮮で、故金正日総書記や朝鮮労働党幹部らエリート層が多く卒業し最高の権威をもつ教育機関の一つとされる平壌の金日成総合大に、日本語や日本文学を専門的に学ぶコースが2017年春に新設されていたことが7日までに分かった。同大などが明らかにした。

 北朝鮮は17年秋まで核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返し米国との緊張が高まっていた。この時期に日本研究者の養成課程を設けていたことになる。将来の対日外交をにらみ、専門家の育成強化が必要だと判断した可能性がある。

 外国語文学部に日本語文学科が設けられた。在籍する約20人の学生の多くが平壌外国語大付属高校の卒業生という。