3万3000の輝き一斉点灯 諫早で「光のフェス」

約3万3千個の光で彩るイルミネーション=諫早市、多良見のぞみ会館

 長崎県諫早市の冬を彩る「光のフェスティバル」が7日、多良見町の多良見のぞみ会館で始まった。高さ12メートルのツリーや同館外壁などで輝く計約3万3千個の電球がつくる幻想的な光を、訪れた人が楽しんだ。
 午後6時すぎ、カウントダウンに合わせ子どもたちがスイッチを入れ、イルミネーションが一斉に点灯すると大きな歓声が上がった。サンタクロースがお菓子を配り、牧草袋を重ねた雪だるまが置かれるなど、クリスマスムードを演出した。
 旧西彼多良見町時代から続いており、23回目。同館指定管理者で、イベントを運営する市施設管理公社は「屋上から諫早市や大村市、長崎空港の滑走路誘導灯などを眼下に望める。夜景とのコラボレーションを楽しんで」としている。
 諫早幼稚園年長の脇坂俊佑ちゃん(6)は「きれいな光はずっと見ていられる。お菓子はうれしかった」と話した。点灯は、25日まで毎日午後5時~10時。

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