不動産会社社長 防災力強化に2000万円 境町へふるさと納税で

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境町にふるさと納税として2千万円寄付した金太郎ホームの佐々木和博社長(右)=境町役場

災害に強い安心・安全なまちづくりに役立ててもらおうと、建設や不動産、保険事業を手掛ける金太郎ホーム(千葉市)の佐々木和博社長(49)は3日、ふるさと納税として境町に2千万円を寄付した。納税者が寄付金の使い道を事前に指定し、返礼品を受け取らない「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」方式とした。

贈呈式には、佐々木社長、橋本正裕町長、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科の長坂俊成教授が出席。同町は今回の寄付金を、災害発生時に水道やガス、電気などが切断された際、被災者が当面しのげるだけの新たなシステムづくりに利用する。研究開発費と社会実験の費用に用いて地域の防災力強化に結び付けるという。

橋本町長は「大規模災害に備えることが必要で、日本全体で助け合う仕組みを境町から発信していきたい」と意気込む。佐々木社長は「境町と長坂教授の考え方に賛同し、減災型社会の実現に協力したい」と話した。(小室雅一)