ウィーラー流出のメッツ 獲得候補に元サイ・ヤング賞右腕が浮上

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自軍からフリーエージェントとなったザック・ウィーラーの引き留めに失敗(フィリーズと5年1億1800万ドルで契約)したメッツは、先発ローテーションの残り1枠を埋める補強が必要となっている。今季リリーフを務めたセス・ルーゴとロバート・グセルマンにスプリング・トレーニングで先発5番手の座を競わせる可能性もあるが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、メッツはフリーエージェントの先発右腕、リック・ポーセロとの交渉を行っているようだ。

タイガース時代の2009年に20歳でメジャーデビューを果たしたポーセロは、6年連続2ケタ勝利&規定投球回到達の実績を残して2014年オフにトレードでレッドソックスへ移籍。2015年4月には4年8250万ドルの契約延長を手にした。レッドソックス2年目の2016年に22勝4敗、防御率3.15の好成績でアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を受賞し、2018年にも17勝をマーク。しかし、今季はメジャー11年間で10度目の2ケタ勝利となる14勝を挙げたものの、自己ワーストの防御率5.52に終わるなど精彩を欠いた。

現在30歳のポーセロはメジャーでの11シーズンをすべてアメリカン・リーグで過ごしており、リーグが変わることが好影響を及ぼすことを期待する関係者もいる。なお、メジャー11年間での通算成績は343試合(うち339先発)に登板して149勝118敗、防御率4.36、1507奪三振。すべてのシーズンで最低27試合に先発し、規定投球回に到達している。

メッツの先発ローテーションは、ウィーラーが流出したものの、現時点でジェイコブ・デグロム、ノア・シンダーガード、マーカス・ストローマン、スティーブン・マッツの4枠は確定している。残る1枠を現有戦力または外部からの補強で埋めることになるが、ここにポーセロが入って本来の実力を発揮できれば、メジャー有数の強力な先発ローテーションが形成される。