2019未来科技展、台北で開催 100以上の革新的技術を披露

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2019未来科技展、台北で開催 100以上の革新的技術を披露

5日、没入型VR(仮想現実)製品を体験する来場者。(台北=新華社記者/金立旺)

 【新華社台北12月8日】中国台湾台北市の台北世界貿易センター1号館で5日、2019未来科技展(FUTEX)が開幕した。

 同展には全11の展示エリアが設けられ、100件以上の革新的技術が一挙に披露された。内容は人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)の応用、電子工学と光エレクトロニクス、スマート機器と新素材、バイオテクノロジーと新薬・医療材料、スマート防災といった6つの主要技術分野に及び、企業、大学、研究所など各界の最新の研究開発成果を総合的に展示している。この他、技術実用化の拡大と産業転換の推進も同展の重要なテーマで、スマート農業バイオテクノロジーや半導体、精密モーション制御、宇宙テクノロジー、文化テクノロジーといった5つの特色ある専門エリアが設けられた。

2019未来科技展、台北で開催 100以上の革新的技術を披露

5日、来場者の注目を集めた音楽が演奏できるテスラコイル。(台北=新華社記者/金立旺)

 スマート農業バイオテクノロジー展示エリアでは、「蘭ドクター」と名付けられた製品に来場者の注目が集まった。台湾師範大学光電科技研究所の謝振傑(しゃ・しんけつ)教授のチームが開発した同製品は、光エレクトロニクスを利用して植物苗が蛍光を放つように励起させ、計器を使って蛍光量を検出することで、植物がウイルスに感染しているかどうかを検査できる。

 謝氏によると、コチョウランなどの高級な植物は密閉した環境で育苗する必要があり、育苗期間も比較的長い。従来の技術では、ウイルスの検出が困難だったが、光検出はこの課題を効果的に解決した。同チームは現在、既に光信号の特徴を記録するデータベースを構築し、80%以上の検出精度に達し、ビジネスへの応用を計画している。

 今回初めて設置された精密モーション制御展示エリアで、先進技術のスポーツ分野での応用を展示されている。虎尾科技大学情報工学系の許永和(きょ・えいわ)教授のチームが開発した「魔拍対打(マジック・ラリー)」運動姿勢分析システムは、卓球のラケットに3軸センサーと圧力センサーを取り付け、選手のスイングの姿勢とパワーをリアルタイムで記録し、サーブやレシーブの習慣を分析することで、球の運動軌道を予測でき、選手の特徴に合わせたトレーニングを可能にする。

 同展は会期4日間で10万人の来場者を見込んでいる。(記者/祁星、査文曄、傅双琪)

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