【インド】MGモーター、初EV「ZS」をお披露目[車両]

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1月発売予定の「ZS EV」は空気清浄機を内蔵する(MGモーター提供)

中国の自動車大手、上海汽車集団(SAIC)傘下の英系MGモーター・インディアは5日、首都ニューデリーで小型スポーツタイプ多目的車(SUV)仕様で同社初の電気自動車(EV)「ZS EV」をお披露目した。7月に予約販売を開始したSUV「ヘクター」に続く、インド投入モデルの第2弾となる。地元各紙が伝えた。

正式な販売価格は発表されなかったが、各紙は約200万~250万ルピー(約305万~380万円)と予測する。来年1月から、まずはデリー首都圏(NCR)、西部のムンバイとアーメダバード、南部のハイデラバードとベンガルール(バンガロール)の5都市で発売を開始。西部グジャラート州ハロルの工場で生産を予定する。

ZS EVは5人乗りで、蓄電容量44.5キロワット時(kWh)のリチウムイオンバッテリーを搭載する。航続距離(1回の充電で走行可能な距離)は340キロ。静止状態から時速100キロまで約8秒で加速が可能となる。交流(AC)で充電する場合は約6~8時間、直流(DC)の場合は80%の充電が1時間以内に完了。インドの大気汚染に配慮し、微小粒子状物質「PM2.5」に対応した空気清浄機を内蔵する。

MGモーター・インディアは、インドでのEV普及に向けてさまざまな企業と提携している。11月にはEVバッテリーの再利用を促進するため、電力関連のソリューションを手掛ける地場エキシコム・テレシステムズと、10月には家庭用の充電インフラの整備で、地場スタートアップのeチャージベイズとそれぞれ提携を発表。これまでにフィンランドの電力大手フォータム、台湾のAC充電器大手・台達電子工業(デルタ)のインド法人、デルタ・エレクトロニクス・インディアとも提携している。