日田市の財政状況を見る!- 平成30年度決算 -(1)

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■市の財政状況についてお知らせします

市民の皆さんに納めていただいた税金のほか、国・県からの支出金などがどれくらい入り(歳入)、どのような事業にどれくらい使われたのか(歳出)、市の財政状況についてお知らせします。
左図に過去3年の決算の推移を表しています。この図から分かるように平成30年度の決算は、歳入総額399億5614万円、歳出総額387億7807万8千円となりました。歳出は、平成29年7月九州北部豪雨の影響による災害復旧等に係る事業費が、前年に比べ約14億円の増額となっていますが、基金等を活用し対応しました。

■一般会計歳入

◆歳入額は399億5,614万円
市に入った平成30年度の一般会計の歳入は399億5,614万円でした。その内訳は、国や県に頼った依存財源が66.7%、市で賄う自主財源が33.3%となっています。
皆さんから納めていただいた市税は歳入総額の20.2%を占め、80億7,218万6千円となり、国からの地方交付税は123億4,158万1千円と歳入全体の30.9%を占めています。

◇依存財源と自主財源
依存財源とは、地方交付税などのように国や県等に頼った財源のことをいいます。
自主財源とは、市税や使用料・手数料などのように市が自主的に収入することができるもので、自主財源の割合が高ければ高いほど、その使途の決定において自主性が高いといえます。

■一般会計歳出

・性質別

・目的別

◆歳出額は387億7,807万8千円
歳出決算を性質別にみると、高齢者や児童などに対して行う様々な支援に要する扶助費が79億4,084万7千円となり、最も大きな割合を示しています。次いで、職員や特別職の給与、議員の報酬などの人件費が55億2,225万5千円、施設の維持管理などに要する経費である物件費が54億5,696万8千円、建設事業を行うときなどに借入した市債を返済するための公債費が51億4,634万8千円などとなっています。

■用語説明

・一般会計
地方公共団体の会計のうち基本的・全般的な経費を計上する会計
・特別会計
特定事業に限定した収支を経理する会計

◆歳入
・市税
市民税、固定資産税、たばこ税、軽自動車税などの税金
・地方交付税
市町村が等しく事業を遂行できるよう、国から交付されるお金
・地方譲与税
国が徴収した自動車重量税等から市に配分され、交付されるお金
・分担金及び負担金
地方公共団体等の事業で利益を受ける人に負担してもらうお金
・国・県支出金
市町村が行う特定の事業に対して国又は県から交付されるお金
・市債
市の借入金で償還が1年を超えて行われるもの
・繰入金
基金として積み立てたお金を取り崩して収入とするお金

◆歳出
◇性質別
・人件費
職員や特別職の給与、議員の報酬など
・扶助費
高齢者や児童などに対して行う様々な支援に必要な経費
・公債費
事業を行うために借りたお金(市債)の返済(元金・利子)などの経費
・普通建設事業費
学校や施設、道路の新・増設などに要する経費
・物件費
賃金、旅費、施設の維持管理などに要する経費
・補助費等
補助金の交付や負担金の拠出に必要な経費
・災害復旧事業費
土砂崩れなど、災害が起きた所の原状復帰のための経費

◇目的別
・総務費
行政全般の事務などに関する経費
・民生費
障がいのある人、高齢者に対する福祉の充実や子育て支援などの経費
・衛生費
環境保全、疾病予防、健康増進などの経費
・農林水産業費
農林水産業振興のための支援や生産基盤整備などの経費
・商工費
商工業や観光の振興のための経費
・土木費
道路や河川、公園、施設建設のための経費
・教育費
小・中学校、社会教育施設、体育施設などの建設・整備・運営維持管理に要する経費