EU(欧州連合)主催の食のポップアップイベントが12月15日まで東京・青山で開催中

東京・表参道の「COMMUNE」にて、12月6日(金)~12月15日(日)までの10日間限定で、EU(欧州連合)主催のポップアップイベント「Enjoy EU Village ~ヨーロッパと日本食材のパーフェクト・マッチを楽しむ10日間」が開催される。日本でのEU食品を啓蒙するため「美味しいヨーロッパ食材を日本の日常の食卓に」をコンセプトに、今年10月から日本各地で開催されているイベント「Enjoy EU Food」の一環。

イベント期間中は「デンマーク産バター×豚汁」「ドイツ産生ハム×さばの押し寿司」「ギリシャ産ドライイチジク×秋刀魚」など、日本食材に意外なEU食材を組み合わせた全40のペアリングメニューの中から、日替わりで4つのメニューが無料提供されるほか、COMMUNE常設店舗とのコラボメニューの提供や、EU食品・飲料にまつわるセミナーやワークショップ、トートバッグの配布なども予定されている。

12月5日に同所で開催されたオープニングイベントには、駐日欧州連合代表部通商部公使参事官部長のマリュット・ハンノネン氏と、イベントメニューの一部を監修した料理研究家のベリッシモ・フランチェスコ氏に加え、スペシャルゲストとして女優の川島海荷さんが登壇。ハンノネン氏によるイベント概要の説明のほか、ベリッシモ氏と川島さんによるイベントメニューの実演及び試食会が行われた。

冒頭の挨拶でハンノネン氏は「2019年はヨーロッパと日本にとって大変重要な年となりました。経済連携協定が発効されたからです。EUと日本企業がさらなる機会を広げることとなり、そのおかげで日本市場にヨーロッパの様々な食材が今後さらに入ってくることは喜ばしい限りです。EUは世界に向け、質が高く安全な食品を提供し続けております。これは拡大する世界的な需要を満たすのみならず、より健康的で栄養価が高くバランスのとれた食生活を求める消費者の、これまで以上に高い期待に応えるものです」とコメント。さらに「ヨーロッパと日本食材の融合は『FOODEX JAPAN 2020』における『EUパビリオン』でも継続予定」であるとし、「現在ワクワクするプログラムを計画中」だと明かしていた。

その後、「料理好き」だというスペシャルゲストの川島さんが見守る中、ベリッシモ氏が考案した「豆腐のカプレーゼ」の実演が行われた。これは、モッツァレラチーズのかわりに水切りした木綿豆腐を使い、バジルの葉っぱと九州産のミニトマトに、香りがまろやかなギリシャのオレガノと塩胡椒、イタリアのオリーブオイルを合わせたもの。

ベリッシモ氏によると「豆腐は万能で、最近ダイエット食材としてヨーロッパでも注目されている」といい、「ブラックペッパーのかわりに赤唐辛子をちょっと入れるのがポイント」で「前の日に作って準備しておいた方が馴染みやすい」のだとか。さらにベリッシモ氏は「EU食材は安全性が保証されているのが大きな特徴で、PGIという認証マークが付いているものが特にオススメ!」とアピールしていた。

完成品を試食した川島さんは「こんなにおいしいのにヘルシーで感動しました!」「オレガノさえゲットすれば、家にあるもので簡単に作れそう。他のメニューもぜひ家で試してみたいです」と意気込んでいた。

「Enjoy EU Village ~ヨーロッパと日本食材のパーフェクト・マッチを楽しむ10日間」は12月15日(日)まで開催中。

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