バスケWリーグ トヨタ自動車競り勝つ

【トヨタ自動車-シャンソン化粧品】第1クオーター9分、トヨタ自動車の馬瓜ステファニー(右)がボールを奪って速攻を決める=佐世保市体育文化館

 バスケットボールのWリーグは7日、各地で6試合が行われ、佐世保市体育文化館で開催されたトヨタ自動車-シャンソン化粧品は、トヨタ自動車が89-77で競り勝った。通算成績はトヨタ自動車が7勝2敗で4位、シャンソン化粧品は1勝6敗で11位に後退した。
 トヨタ自動車は馬瓜エブリン、ステファニー姉妹のシュートなどで得点を重ね、前半を47-44で折り返した。シャンソン化粧品もエース本川の活躍などで粘ったが、第4クオーターにトヨタ自動車が山本の3点シュート、三好のドライブインなどでリードを広げた。
 この日は約1300人が来場。ハイレベルな戦いに大きな歓声が上がった。前座試合には今夏の南部九州インターハイ男子王者、福岡第一高が登場。河村勇輝主将ら全国屈指の選手たちが会場を盛り上げた。対戦した佐世保市選抜チームの岩村理生主将(西海学園高3年)は「体幹の強さが違った。とても楽しんで試合ができた」と喜んだ。
 8日も各地で5試合を実施。トヨタ自動車とシャンソン化粧品は午後3時から大村市のシーハットおおむらで対戦する。長崎西高と福岡第一高の前座試合は正午から行われる。

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