イルミネーションが美しすぎる!海の夜景スポット「竹芝客船ターミナル」は最高のデートスポット

クリスマスを目前に、だんだん街がイルミネーションで彩られて気持ちも踊る季節となりました。浜松町駅から歩いて10分ほど、竹芝駅からはすぐ到着する「竹芝客船ターミナル」の屋外デッキではいつもの海の夜景がキラキラとクリスマスイルミネーションのように輝いていて、人混みを避けた夜景スポットにピッタリでした。

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東京の海の玄関口「竹芝ふ頭」って?

伊豆諸島・小笠原諸島など東京都の美しい島々と定期航路で結ばれた古くからある東京の港のひとつ「竹芝ふ頭」は、再開発によって公園と港が一体化して眺望豊かな「竹芝客船ターミナル」として生まれ変わっています。近くには展望のよいレストランや喫茶店などもあり、平成14年から、時速80kmものスピードを誇る「ジェットフォイル」も就航しています。昼間は港内を走るたくさんの船が活気よく、海の景観を前にお散歩をしたりと、憩いのスポットとなっています。

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屋外デッキで輝く眺望を堪能

訪れた夜の時間。屋外の「プロムナードデッキ」の地面には「舶」「舵」など船を連想する文字が書いてあり、歩く気持ちを高ぶらせてくれました。

屋外デッキから階段を降りて1階に降りると、伊豆諸島や八丈島へ出航する夜行船を待つ人たちのターミナルになっていました。ターミナルの中には、お土産の販売や軽食レストランもあり、みなさん出航時間までのんびり過ごしていました。

ターミナルを出ると、目の前の中央広場には、大きな船の帆が高くそびえていました。

中央広場を囲むようにベンチも。

帆にはたくさんの旗がはためいて、すでに自分が船に乗っているかのような気分。船旅の前のこの演出はステキですね。

夜景を臨む屋外デッキにも、ベンチはたくさんあり、お仕事後のスーツの人たちや、夜散歩をしている人たち、写真を撮っている人たちが夜に浸り、竹芝客船ターミナルにはちょうど大型船も停留していて、自分は乗らなくてもその豪華さにワクワクしてきます。静かな夜景のいい雰囲気に、誰も彼もが心を奪われていました。

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私たちを包み込む豊かな街の光に癒される

目の前には東京の象徴であるレインボーブリッジ・東京湾が輝き、存在感を増し、高層ビルから漏れるひとつひとつの光が群れとなり都会ならではの美しさを感じます。

遠くから見ていると、綺麗だなと時間が止まって、うっとり・・・。けれどよく考えると、この光は人間が作り出したもの。日本の建築技術の結集が輝き、窓に光るひとつひとつの部屋の中には、それだけ働いている人たちが、生きている人たちがたくさんいることを感じて、単純に、働く人たちへ尊敬の念が生まれました。

夜景ばかり見ていないで、近くを見てみると、客船の停まる港で汗水流して働いている人々の姿。こんなに遅くまで働いている人がいてくれるからこそ、東京が動いていること、安心して船旅を迎えることができることを改めて実感・・・脱帽の気持ちになり、私もがんばろうという励みをもらいました。

イルミネーションも楽しみつつ、ひとりでいるけど、ひとりじゃないことを感じて、今日もがんばったと褒めて、都会で生きる勇気ももらえる「竹芝客船ターミナル」の夜景スポット、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

竹芝客船ターミナル

住所:東京都港区海岸1-12

交通:ゆりかもめ「竹芝駅」からすぐ、JR「浜松町駅」から徒歩約8分

参考:東京都港湾局、東京湾埠頭株式会社

HP:http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/takeshiba

[All photos by kurisencho]

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