来年の3月から6月にかけて神奈川県内各地で開催される「第36回かながわ音楽コンクール」の開催に先立ち、神奈川新聞社などで組織する同事務局が出場者を募集している。
同コンクールは「技巧より感性」を合言葉に、県内の音楽の普及や優れた音楽的才能の発掘を目的として1985年に創設された。毎年約1000人が参加する県内屈指の規模を誇る音楽イベントとなっている。
開催部門はユースピアノ、バイオリン、フルートの3部門で、ユースピアノは5歳から高校3年生まで、バイオリンは5歳以上、フルートは中学生以上なら誰でも参加できる。
各部門2度の予選を経て本選を行い、上位入賞者は特典としてプロのオーケストラと共演したり、県内各地のコンサートに参加したりする機会を得る。
申し込みは県内の楽器店や音楽教室に設置している募集要項に必要事項を書き込み郵便振り替えで参加料を支払う方法と、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)提携コンクールのホームページを使う方法がある。
参加料は未就学児1万1千円、小学生~高校生1万5千円、大学生以上2万円。本選まで追加料金はかからない。 締め切りなど詳細は同コンクール公式ページ。問い合わせはコンクール事務局045(227)0779(平日の午前10時から午後5時)。募集要項の郵送も受け付けている。