チャンピオンマシン、レクサスLC500が富士でラストラン『TGRF2019』は12月15日開催

 TOYOTA GAZOO Racingは毎年、シーズンオフに実施しているファン感謝イベント『TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(TGRF)』を2019年12月15日(日)に、静岡県の富士スピードウェイで開催する。

 2019年のTGRFでは、WRC世界ラリー選手権でドライバーズチャンピオンを獲得したトヨタ・ヤリスWRCをはじめ、ニュルブルクリンク24時間レースを戦ったレクサスLFAやLC、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するSF19など、国内外で活躍するレーシングカーが集結するほか、スーパーGT GT500クラスのシリーズチャンピオンを獲得したレクサスLC500のラストランなどのイベントが予定されている。

 また今回のTGRFでは、1991年のル・マン24時間レースで日本メーカー車として初めて総合優勝を果たした『マツダ787B』の参加も決定。

 マツダ787Bは、1992年のル・マンで総合2位表彰台に上がったトヨタTS010と“クラシック ル・マン”と題されたデモランを行う。787Bの4ローターロータリーサウンドと、TS010の自然吸気V10サウンドが繰り出すコラボレーションは必聴だ。

マツダ787B
トヨタTS010

 スーパーGTからは、GT500クラスでチームルマンがドライバーズチャンピオン、チームトムスがチームチャンピオンを獲得し、ダブルタイトルを勝ちとったレクサスLC500全車による走行が行われる。2017年シーズンから投入され、GT500クラスで通算14勝、2度のシリーズチャンピオンを獲得したLC500のラストランだ。

 そんなLC500の後継車として、2020年から『GRスープラ』が新たに投入される。そしてこのGRスープラがTGRF2019で一般向けに披露され、さらにデモランの実施も決定。こちらも見逃せないプログラムとなりそうだ。

KeePer TOM’S LC500
富士スピードウェイを走る2020年モデルのトヨタGRスープラ

 このほか、TGRF恒例となっているサーキットサファリやサーキットタクシー、グリッド&ピットウォークなども開催され、ステージでは人気のトークショー、くま吉じゃんけん大会なども行われるコンテンツ盛りだくさんのTGRF2019。

 同イベントの入場料は無料だが、別途駐車券が必要なのでご注意を。駐車券は四輪1700円、二輪900円で全国のローソン、ミニストップの店頭と、ローソンチケット(https://l-tike.com/search/?lcd=48530)で発売中だ。

 TGRF2019のイベント詳細は公式ホームページ(https://toyotagazooracing.com/jp/tgrf/2019/)をチェックしよう。

TGRF2018で行われたグリッドウォークの記念撮影
ホームストレート上でのヤリスWRCデモラン
TGRF2018でのサーキットサファリの様子

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