12月3日~9日は「障害者週間」です。知っていますか? 障害者虐待防止法

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「障害者週間」は、国民の間に広く障がい者の福祉への関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、文化などの活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としています。
昨年はヘルプカードを紹介しましたが、今年は虐待によって障がい者の権利や尊厳が脅かされることを防ぐ法律を知って、みんなで虐待の防止に取り組みましょう。

■こんなことが虐待です
身体障がい、知的障がい、精神障がい(発達障がいを含む)のある人やそのほかに心身の障がいによって援助を必要としている人に対して、養護者(同居を問わず家族や親族、障がい者の世話をする近隣の人など)や、福祉施設の従事者、障がい者の雇い主などが以下の行為をすると虐待行為であるとみなされます。

○身体的虐待
障がい者に対して身体に痛みや傷が生じる暴力や体罰を与えること。正当な理由なく縛り付けるなど、身動きの取れない状態にしたり、部屋に閉じ込めたりすること。

○心理的虐待
怒鳴ったり悪口を言って精神的な苦痛を与えること。無視や嫌がらせ、職場の経営者などが差別的な扱いをすること。

○性的虐待
異性同性限らず、障がい者に無理やりわいせつなことをしたり、させたりすること。本人の前でわいせつな画像などを見せることも含まれます。

○心理的虐待
怒鳴ったり悪口を言って精神的な苦痛を与えること。無視や嫌がらせ、職場の経営者などが差別的な扱いをすること。
(虐待をしているという自覚がない場合も…)

○放棄・放任(ネグレクト)
食事や入浴、洗濯、排せつなどの世話や介助をほとんどせず、障がい者の心身を衰弱させること。病院や学校に行かせないなど、必要な支援やサービスを受けさせないこと。

○経済的虐待
本人の同意なしに障がい者の年金・賃金などの財産を使ったり、理由なく日常生活に必要な金銭を与えないこと。

■介助に不安や疲れを感じたら気軽に相談ください
家族などの養護者による虐待の場合、養護者を単に「加害者」扱いするだけではいけません。家族間であっても悩みや問題は多く、精神的な苦労から「介護うつ」に陥り、虐待につながることもあります。
介助に疲れやつらさを感じている養護者の方は、健康福祉課へ相談ください。

■早期発見!「これって虐待かも…」と思ったら
障がい者虐待に気づいた人には通報義務があります。地域ぐるみの早めの対応や支援が、虐待されている障がい者だけでなく、虐待をしている家族などがかかえる問題の解決にもつながりますので、協力をお願いします。

・通報は匿名でもかまいません。
・通報や届け出をした人の情報は守られます。
・通報者が施設や職場の職員による場合、通報を理由に解雇することは禁じられています。
・現に暴行を受けているなど緊急に保護が必要な場合は110番、危篤な傷病がある場合は119番に通報ください。

一人一人の気づき⇒行動が大切

▽家庭や障がい者福祉施設での虐待の通報や届け出、相談
・健康福祉課
【電話】0244-37-2109

▽職場での虐待の通報や届け出、相談
・県障がい者権利擁護センター
【電話】024-521-8419