ラグビー日本代表の神鋼4選手にスポーツ特別賞 「今年の漢字」を聞かれた中島イシレリは

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市職員や市民の歓迎を受ける神戸製鋼の(手前右から)山中亮平、中島イシレリ、ラファエレ・ティモシー、アタアタ・モエアキオラの各選手=神戸市役所(撮影・中西幸大)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に日本代表として出場した神戸製鋼の4選手が9日、神戸市役所で行われた神戸市スポーツ特別賞の贈呈式に出席し、職員や市民ら約300人の出迎えを受けた。

 式典では久元喜造市長が「今年の日本にとって最も明るい話題の一つだった」と日本代表のベスト8入りをたたえ、4人に賞状やトロフィーを贈呈した。

 明るい性格で、W杯後はテレビ出演が相次ぐ中島イシレリ選手は「ワンチームになることを学べた。ラグビーじゃなくてもできるんじゃないかな」と結束の力を実感。全試合フル出場のラファエレ・ティモシー選手は「いつもグラウンドに出てきたとき、たくさんの人がジャパンのジャージーを着ていて力になった」と応援に感謝した。

 来年1月にはトップリーグが開幕し、神戸製鋼は前回覇者として連覇に挑む。山中亮平選手は「優勝しかない。神戸での試合が多いのでぜひ満員にしたい」とラグビー人気の継続に期待を寄せ、新加入のアタアタ・モエアキオラ選手も「(神鋼のジャージーで)赤く染めましょう」と呼び掛けた。

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 ラグビーW杯日本大会に日本代表として出場した神戸製鋼のプロップ中島イシレリは、持ち前の明るいキャラクターで報道陣を和ませた。

 「今年の漢字」について聞かれると、中島は真っ先に「石」と書いた。「石は強い。日本は強かった」。自らの愛称「イシ」にもかけたと思われるが、あえてそれにはふれず、同席した山中亮平も笑いながら「ナイス」とうなずいた。

 中島はW杯中からダウンタウンの松本人志さんに似ていると評判になり、W杯後はテレビ出演も相次ぐ。「こんなに出るとは思わなかった。いつも(テレビで)見ている芸人さんと会って信じられない。ラグビー選手じゃなくて芸人さんみたい」とおどけつつ、「でもラグビーも忘れてない」と真顔に戻った。

 来年1月にはトップリーグが開幕し、神戸製鋼は前回覇者として連覇に挑む。昨季は主にナンバー8としてプレーしたが「もうバックロー(第3列)はいいかな。もっとプロップとして学びたい」と代表と同じポジションで経験を積むことで、次回W杯にも生かしていくつもりだ。(山本哲志)