異例ずくめ、ぎりぎり決着 宮崎カーフェリー貸し付け

 宮崎―神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市)に対する県の40億円貸し付け計画を巡り、9日まで計4日間開いた県議会合同審査会は「金融機関の融資金利」「新船の安全基準」「宮崎市の支援の在り方」を焦点に議論が紛糾した。議員は航路の必要性は認識しつつ、より踏み込んだ対応を要求。「年内発注」のタイムリミットが迫る中、県も金利交渉に臨むなどぎりぎりまで対応に追われ、決着にこぎ着けた。

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