フェリー40億円貸与可決 県議会常任委

 宮崎―神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市)の新船建造に対し、県が40億円を貸し付ける議案について、県議会商工建設常任委員会(日高博之委員長、8人)は9日、採決を行い、全会一致で可決した。計画を巡っては、同委員会を含む2常任委による合同審査会が同日まで計4日間開かれ、金融機関が行う融資の金利などを争点に議論が紛糾。県は金利引き下げを取り付けるなど要請に応え、議会側が理解を示した格好となった。本会議の採決は11日に行われる。

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