電飾輝くイルミバス 川崎市内を25日まで走行

サンタクロースの人形や児童が描いた絵などで飾り付けられたクリスマスイルミネーションバス(市交通局提供)

 バスに乗りながらクリスマス気分を楽しんでほしいと、車内を電飾などで華やかに装飾した「イルミネーションバス」が、今月から川崎市内を走っている。市バスに親しんでもらうための取り組みで、ことしで4年目。25日まで運行する。

 クリスマスツリーやリースなどで車内を彩り、発光ダイオード(LED)でもライトアップ。夜間は神秘的な空間を楽しめる。「ハローキティ」と市バスのキャラクター「かわさきノルフィン」のラッピングバス3台を使い3営業所で1台ずつ運行。川崎駅東口を中心とした川崎区内や、市北部の路線を走行している。

 飾り付けには地元の小学生たちが携わった。同区の四谷小学校など各営業所近くにある3校の児童計約200人が参加。サンタクロースの人形を窓枠に付けたり、雪だるまの絵を描いて車内に貼り付けたりして完成した。

 市交通局の担当者は「全国でも珍しい取り組み。子どもたちが飾り付けしたバスに乗り、クリスマスまで多くの方に楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 各営業所のイルミネーションバスの時刻表は、市バスホームページに掲載している。

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