人の声が持つチカラ 朗読 ボランティア

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■人の声が持つチカラ 朗読ボランティア
本市では「広報はんなん」や「阪南市議会だより」を自身で読むことができない視力障がい者の皆さんに、人の声で広報をお届けする「声の広報」作成事業があります。
障がい者週間もある12月。朗読ボランティアの人たちにお話を伺いました。

▽朗読ボランティア「ほほえみ」
視力障がいのある人に、「広報はんなん」や「阪南市議会だより」を朗読し、カセットテープで情報を届けてくれている朗読グループ「ほほえみ」の皆さん。
「ほほえみ」の設立は31年前、東鳥取公民館の朗読セミナーからボランティア活動グループとしてスタートしました。「声の広報」の制作以外にも市立図書館の対面朗読なども行い、毎年サラダホールの小ホールで行われる「朗読の会」は大勢の聴衆が詰めかけます。

▽声の広報の制作
朗読のボランティアを始めた理由を聞くと、「何かボランティアをしたい」「人の役に立ちたいと思ったから」と皆さん笑顔で話されました。
「声の広報制作」は、読んで録音するだけの単純な作業ではありません。「広報はんなん」は文章量が多く、90分テープに録音できる長さに編集をする必要があります。
「ほほえみ」の皆さんは、視力障がいのある人たちとどのような情報が必要か話し合い、録音する内容を編集します。目で見ないと分からない内容を耳で聞いて分かる文章に、括弧書きの文章は文章に入れ込むように書き換えます。
広報記事を読むときは、朗読とは違い事務的な文章なので、正確に分かりやすく抑揚(よくよう)を抑えるそうです。
喉の調子にも気を配り、中には常日頃から発声練習を行っているという人もいました。
声の広報を録音する日だけではなく、録音する日のために様々な努力をしている皆さんに「声の広報を作っていて嬉しかったことはありますか?」と尋ねると、「カセットテープにその季節ごとの挨拶(あいさつ)などを入れていますが、皆さんはよく聞いてくださっていて、あの挨拶がとても素敵(すてき)だったよ、と言われたりしてとても嬉しかったんです」など始終笑顔で話してくれました。
人の声には言葉にしなくても伝わるチカラがあります。その伝わるものに人は癒されたり、嬉しくなったりするのかもしれません。

■阪南市視力障がい者福祉協会からのメッセージ
朗読ボランティア「ほほえみ」の皆様には、二十数年前より「声の広報はんなん」や「市議会だより」など大変重要な情報を私たち視力障がい者の手元に届けて頂いております。
いつも月初めに届く「声の広報はんなん」は自宅でゆっくり聞きながら気になる事は点字でメモしてしっかり情報を受け取っております。
また図書館で、対面朗読もして頂いております。普段は音訳図書を聞いていますが、対面朗読では好きな本を選んで、どの様な漢字を使っているのか聞いたり、時々言葉の意味を調べて頂いたりして、楽しく有意義な二時間を過ごしております。
今後とも末永く、大切な情報を私たちの耳に届けてくださいますよう、よろしくお願いいたします。

阪南市視力障がい者福祉協会

■こんな活動やってます!朗読ほほえみ
毎月「声の広報はんなん」と年4回「声の市議会だより」を制作しています。また、市立図書館で対面朗読のボランティア。また、月1回山田豊さん(元NHKチーフアナウンサー)の指導による勉強会のほか、会員だけの勉強会も月1回行っています。毎年10月に朗読技術向上の一環として「朗読の会」をサラダホールで開催しています。
声の広報作成は、会員同士が関わり合って受け持っています。ボランティア関係はその心得や方法などを先輩たちが言葉で、行いで教えてくれています。
平成30年6月には第55回大阪府視覚障がい者福祉大会で「朗読ほほえみ」は「愛の泉賞」を受賞しました。

▽第16回朗読の会の様子
「声の広報」とは違い、情感を込めて表情豊かに詩やエッセイなどを朗読する「朗読の会」が今年も10月22日に行われ、大盛況でした!

勉強会は、毎月第2・第4火曜日13時からです!朗読ボランティアに興味がある人はまずは見学に来てくださいね

※朗読ボランティアに興味のある人は、以下までご連絡ください。
・秘書広報課
【電話】072-471-5678(内線2506)

・朗読ほほえみ
【電話】072-471-2026