大阪から所要10分という魅力 篠山城跡をヘリポートに、広域観光を見据えた実証実験

©株式会社神戸新聞社

篠山城跡三の丸多目的広場を離陸するヘリコプター=丹波篠山市北新町

 ヘリコプターによる広域観光を進めようと、国史跡の篠山城跡(兵庫県丹波篠山市)でこのほど、三の丸多目的広場を臨時ヘリポートとして利用する実証実験があった。市民らが乗り込んだヘリが同広場で離着陸し、上空を周遊した。

 ヘリを使った観光事業などを進める「紀伊ふるさと創生研究開発機構」(和歌山市)が、丹波篠山市や地元の商工観光業者らの協力で実施。高速移動手段として近畿を周遊したり、史跡から飛び立つヘリを眺めたりと、新たな観光プランを目指すという。

 舞洲ヘリポート(大阪市)を出発した小川航空(同)の4人乗りヘリは、約10分で篠山城跡に到着。市民や市職員を乗せ、約5分のフライトを6回行った。

 体験した酒井隆明市長は「空から城跡と町がきれいに見えた。周囲への音の影響などをクリアすれば、新たな観光資源として期待できる」と話していた。(金 慶順)